絵となかよくなる会 その1
12月4日、絵となかよくなる会その1を開催しました。
『絵となかよくなる会』とは…?
→私、アートセラピストはなおかさなえが、得意な人も苦手な人も 絵を描く事をもっと楽しんで欲しい!という想いのもと、開催している会です。ただ描くだけじゃない、新しい絵の楽しみ方を提案しています。
アートセラピストとして活動をしている中で、よく聞く言葉があります。
「私は絵が下手だから…」
「すごいね。俺は描けないからさ」
「好きなんだけど…ほんとに苦手で…」
わたしは、その言葉を聞くたびに残念な気持ちになっていました。
そもそも「上手い絵、下手な絵」というものは存在しないと私は考えています。どんな色でも、線でも、かたちでも…その絵は、その人だから描ける世界にたった1枚の絵なのです。
まだ、充分なことばを持たないこどもの頃、絵を描くことは私たちにとって、コミュニケーションの手段のひとつでした。こころの中にある、喜びや悲しみ、怒り。楽しかったこと。ありがとうのきもち。そんなものを表現したくて、だれかに伝えたくて、描くということをしていました。
それでも、成長の過程で何らかのきっかけによって、苦手意識を持ってしまう人が非常に多い。
「絵はへただから…」と思って遠ざけてしまっている人や、自分の感覚を感じることが少ない人。こどもの頃は絵を描く事が好きだったけど、今は描く機会がない人。
そんな風に「絵と疎遠になっている人」たちと、もっと気軽に絵を描く事や絵を味わう事を楽しめないかな?と思い、この会を始めました。
第一回目の今回は、色の魔法使いになろう〜五感で感じる野菜アート〜ということで、
「目と手があれば、誰でも上手に絵が描ける!」というモットーで絵画指導をされている鍋谷エリナ先生のメソッドを参考に、開催しました。
まずは、筆ならし。小学校でよく使う三原色の水彩絵の具をまぜまぜして、色遊び♪
今回は「きゅうり」を見て、触
完成した絵です。
匂いをや手触りを感じ、ひとつひとつのパーツの色をしっかり捉えて描くことで、特徴をとらえた絵が誰でも描けます。
絵となかよくなる会は、今後もプログラムを変えながら、月に1回~開催をしていく予定です。
興味のある方、一緒に遊びませんか?(^^)